第4番札所 一ノ滝

入り口


古場地区の集落路を詰め、道標に従い旧登山道へ入ります。

橋は流失していますので、左側へ下りて渡渉します。


小川を渡り、道標に従い細い登山道を登り詰めます。

右側の広い道は、明治・大正期に見返峠へ向かった旧登山道です。

札所


入り口から道標に従い、山道を10分ほど登り詰めると、一ノ滝岩壁が見えてきます。

安置仏


本尊(中央)

如意輪観世音菩薩

脇尊1.(本尊の右脇)

薬師如来

脇尊2.(本尊の左脇)

不動明王

脇尊4・5.(本尊と脇尊の左右)

薬師如来

脇尊6・7.(本尊と脇尊の左右端)

弘法大師

歴史

大正3年に開山した「黒髪山西国霊場」の1番札所です。

ここへ至る道筋に「左一番札所」の石道標が、立っています。

この滝は、黒髪山塔ノ尾根から東へ落ちる谷筋にあり、江戸期は、黒髪山大智院僧侶の修験場であったと思われます。

参道口で、谷川を渡り北西へ進む道は、明治・大正期までの黒髪山登山道でした。

この谷川の流れは昔から、修験僧や登山者、そして麓の住民にとっても、貴重な生活水源でありました。

漢字


この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「4番」の所に、順礼の証として書き写していきます。

第5番札所への道案内


0コメント

  • 1000 / 1000

黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi

黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。