●入り口
宮野へ下る黒髪山林道(アスファルト舗装、1車線)の、風早展望台の駐車場広場です。
不動寺(黒髪へんろ道18番札所)から、約400mの地点です。
駐車場から、旧参道の石段を登ってすぐです。
●安置仏
本尊(№1、3)
千手観世音菩薩
脇尊
№2 弘法大師
№4 弘法大師
№5 大日如来
№6 不明石碑
№7 弘法大師
№8 千手観世音菩薩
記念碑
№9 西国霊場33カ所巡り開山記念
●歴史
ここは「石垣」と呼ばれてきた所です。
室町後期の住吉城時代の籠城戦防塁として岩石が積まれています。
江戸期になると、住吉城は廃城となり、大智院の参道拠点となります。
大きな常夜塔や玉垣跡が残ることから、昔はここに、参拝者の案内兼監視役の大智院の当番僧が詰めていた所と思われます。
1838年1月16日夜に起きた大智院殺傷事件で、その急を報せに駆け下る当番僧の姿を想像することができます。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末のチェックシート「19番」の所に、順礼の証として、書き写していきます。
●近くの見どころ・施設
1.風早展望台
場所
札所入口駐車場から東20m
設置者
武雄市
設備
休憩用東屋と公衆便所
麓の山内町田園風景を俯瞰できる
2.スダジイの巨樹
場所
札所入口駐車場の南20m
幹周り
6m20cm
由緒
黒髪連山の山域で最大の巨樹
ブナ科で、高さ15m程度の常緑高木
花も葉もツブラジイと変わらないが、樹皮は縦に深い割れ目があり、果実は縦に長いことが大きな違い
第20番札所への道案内
黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi
黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。
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