第21番札所 蜂ノ巣観音堂(はちのすかんのんどう)

●入り口(1)

県道の脇から農道に入り、北側の森へ登って行きます

●入り口(2)

農道が湾曲する手前から、森の中へ登る小路へ入って行きます。

●札所堂宇

森の頂上部の広場に、蜂ノ巣観音堂が建っています。

●安置仏

本尊(中央)如意輪観世音菩薩

脇尊1.(右側)聖観世音菩薩

脇尊2.(左側)弘法大師

脇尊3.(右端)大日如来:石碑

脇尊4.(左端)薬師如来

●歴史

観音堂は、標高90mの独立峰の頂上部に建っています。

ここの位置や地形から、住吉城の東砦跡と考えられます。

住吉城主の後藤家宣が、島原有馬勢との攻防で,吉城の防御策を固めた砦跡と思われます。

住吉城が廃城となった江戸期に、村人たちが、往時の戦没兵士を観音仏に見立てて祀ったのかも知れません。

今でも、地区の女性たちが当番うを決めて、観音堂の掃除に当たっておられます。

●漢字  


この漢字を、ガイド本巻末のチェックシートの「21番」の所に、順礼の証として、書き写していきます。


●近くの見どころ

1.潜み橋

場所

札所の東側200m

松浦川支流の清水川に掛かる農道

特徴

川をまたぐ橋の効果をもつ農道施設。

大雨の後、河川の水位が増すと通行不能となる


第22番札所への道案内


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黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi

黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。