●入り口
県道脇から、市街地の細道を北へ入ります。
●札所堂宇
石造り六地蔵尊(武雄市文化残)の門から入ると、広場の奥に地蔵堂が建っています。
●安置仏
本尊(中央)地蔵菩薩:木像
脇尊1.(右側)阿弥陀如来
脇尊2.(左側)弘法大師
●歴史
ここは1908年まで、真言宗定林寺があった所です。
入り口には1555年建立の六地蔵塔が門構えのように立ち、境内に名残の石造物があります。
堂宇の背後の植林地内は墓地になっています。
墓地には、黒髪山大智院の住職や僧侶の墓石が並びます。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末のチェックシートの「22番」の所に、順礼の証として、書き写していきます。
●近くの見どころ
1.太鼓墓
場所
札所堂宇の背後の墓地入口の左手
由緒
この墓碑は1878年10月6日に建立された浮立師匠:力武弥三郎の追悼碑
墓碑建立の施主名として、唐津・伊万里地域の郷村名が列記されている。
2.杉森家二階門
場所
地蔵堂入口から南へ200m
由緒
1703年に杉原玄海が開業した医院
1715年頃、初代玄海の従兄:近松門左衛門が逗留
1年半の逗留中に、平戸藩を訪ね海賊:鄭成功を取材している
同時に、黒髪山を巡り、大蛇退治話を書き残す
二階門は江戸後期の建築で、1891年に改築されている。
杉森家は後も医業を継続し、明治大正年間は名薬を考案し、販売した
第23番札所への道案内
黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi
黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。
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