第31番札所 法元寺鬼子母神堂(ほうげんじきしぼじんどう

●入り口

町並み保存の表通りを下り来て、有田郵便局の手前の1対の石碑から入る


●札所堂宇


●安置仏


本尊(中央)鬼子母神

鬼子母神は日本では、安産と子育ての守護神

脇尊1.(左側)妙見菩薩

妙見菩薩は法華宗の守護神

脇尊2.(右側)加藤清正公像

加藤清正公は中世の武将で、法華宗を信心し「南無妙法蓮華経」を座右に置いていた

●歴史

法元寺は日蓮宗寺院で、1624年に武雄領筒江邑から移転してきました。

有田皿山が、陶石鉱の発見で、磁器づくりを目指す陶工の入植が始まった頃です。

従前の法華宗庵は、黒髪へんろ道第85番札所:筒江薬師堂の近くでした。

●漢字


この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「31番」の所に、順礼の証しとして、書き写していきます。


●近くの施設


1.有田郵便局

場所

札所の南隣

歴史

有田郵便局は上有田駅前に開設され、その後、札の辻の現有田館の所に移転した

現在地へは1960年に再移転し、町並み保存計画に合せて、町家風に改築された

その改築工事の時に、古九谷様式の色絵陶片が多く出土し「赤絵町遺跡」の本格的な発掘調査が行われた


2.赤絵座

場所

札所前の町並み保存表通りを南へ100m

歴史

1996年の世界ほのお博の後、町並み保存地区の「街あそび施設」として3施設が創設された

残る2施設は、札の辻の「有田館」、泉山防災広場の体験工房「ろくろ座」である

ここは、従前の赤絵付け民家を買い取り、有田赤絵付け組合事務所を併設して運営されてきた 


●第32番札所への道案内


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黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi

黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。