●入り口
龍門ダム周回道路へ上がり、ダム堰堤交差点を東へ直進して200mにある、出入口石段を登ります。
龍門ダム周回道路は、時計廻りに車両一方通行です。
●札所周辺
石段を登り切った広場の奥に岩窟があります。
●安置仏
本尊(中央)准提観世音菩薩
脇尊1.(左脇)薬師如来
脇尊2.(左端)千手観世音菩薩
脇尊3.(右脇)如意輪観世音菩薩
脇尊4.(右端)弘法大師
別尊(岩窟入口左手の岩壁)不動明王
●歴史
龍門ダム建設で水没する龍門古道脇の観音仏(龍門観音巡り12番・13番観音)を、龍門大滝脇の岩窟に避難移転させたことが始まりです。
その時、この洞窟周辺にはイワタバコが自生していた、と伝わります。
札所名の謂れは、1975年頃に日本専売公社の社員が、葉煙草の苗を植えたことが始まりです。
2003年に、この洞窟上部の岩塊が崩落する事故が起きました。
その崩落岩の処理作業をした関係者が、札所岩窟入口の岩壁に不動明王を祀り、工事の無事を祝っています。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「45番」の所に、順礼の証しとして、書き写していきます。
●近くの見どころ・施設
1.大落しの滝
場所
札所の東側上部
由緒
黒髪連山中でも最大の大滝
ただし、この滝は大雨の時か、その後数日しか見ることができず、「幻の大滝」と呼ばれる
2.鍵の手滝
場所
札所の東手車道を200m
由緒
昔は滝口に農作業の鍵手が2本掛けられ、その名がついた、と麓民の口伝あり
下流に、1965年頃に鯉料理店「河鹿荘」が開業していた
3.龍門山の家
場所
札所入口から周回道路逆回りで1,000m
歴史
龍門ダム建設の福利施設として1980年に、キャンプ場と共に整備された
内容
管理圏案内施設・公衆便所・駐車場(80台収容)
キャンプ場はバンガロー(5棟)・テントサイト
●第46番札所への道案内
黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi
黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。
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