●入り口
狩場のタブ樹のある農道を北へ進み、桑来原集落を縦断する町道(1車線)を東方へ下ります。
交差点から200mの所にある、タブ樹の根元に本尊が祀られています。
●札所周辺
●安置仏
本尊(左側3祠)山ノ神
脇尊1.(右端)地蔵菩薩
脇尊2.(右端から2尊目)大日如来:石盤
脇尊3.(右端から3尊目)地神
●歴史
桑木原邑は、中世期に唐船城の重臣:河窪氏の采地でした。
江戸期は、土着した河窪氏の末裔をはじめ住民が国見山録の開拓に力を合わせました。
その開墾魂を支えたのが、山ノ神信仰でした。
この地に祀られる山ノ神祠には「1834年再建」の刻字が確認されています。
●札所漢字
この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「53番」の所に、順礼の証しとして、書き写していきます。
●近くの見どころ・施設
1.正願寺跡
場所
札所の対面(現水田地帯)
由緒
江戸中期の浄土宗寺院で、伊万里郷常光寺の末寺
この地から、山本邑(文殊堂辺り)にかけての水田地帯に立地していた、と思われる
江戸後期に廃寺となり、正願寺所蔵品は常光寺に収献納された、と伝わる
札所対面の墓地境内に祀られる弘法大師像も、その収献品の1つで1969年に返戻された
黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi
黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。
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