第86番札所 赤田観音堂(あかだかんのんどう)

●入り口

県道を横断して赤田市街地の市道を登ります。民家の途切れた処の左手(北側)の細道を登ります。


●札所堂宇   

細道を登り詰めた広場に、札所堂宇が建っています。


●安置仏


本尊(中央)千手観世音菩薩:石像

脇尊1.(本尊の左脇)阿弥陀如来:石像

脇尊2.(本尊の右脇)千手観世音菩薩:石像

脇尊3.(左端)観世音西国岩屋山興法寺:木柱

脇尊4.(右端)地蔵菩薩:石像

●歴史

赤田地区の東側にそびえる黑岳は、国見楯状火山の残峰で、黒髪連山の外輪山の一部です。

国見楯状火山には「杵島層」と呼ぶ石炭層があり、1960年代まで炭鉱が操業していました。

その頃、路線バスの登山者の足となり、黒髪山や黒岳から下山した登山者が赤田バス停で待つ光景がありました。

●漢字


この漢字を、ガイド本巻末のチェックシートの「86番」の所に、巡礼の証として書き写していきます。


●第87番札所への道案内


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黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi

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