第87番札所 網ノ内大師堂(あみのうちだいしどう)

●入り口

県道から左手(東側)の農道に入り、神六山を正面に向かい南下します。

途中、山内代官所跡の石垣前の三差路を右折して、あと200mです。


●札所堂宇


大砂古・今山地区へ向かう武雄市道の脇に、2015年に改築された札所堂宇が建っています。


●安置仏

本尊1.(中央右側)11面観世音菩薩

本尊2.(中央左側)弘法大師

脇尊1.(右端)地蔵菩薩:座像

脇尊2.(左端)観世音菩薩

●歴史

網ノ内地区は、宮野郷の中心街で、黒髪神社の門前町区域でした。

札所堂宇前の市道は、江戸期の山内街道で、堂宇の北200mの所に山内代官所が置かれていました。

度王は従前、網ノ内天満宮の境内にありましたが、2015年に地区住民の浄財で改築されました。

堂宇内の2観音像は、1891年に寄進されました。

●漢字

この漢字を、ガイド本巻末のチェックシートの「87番」の所に、巡礼の証として書き写していきます。


●近くの見どころ


1.山内代官所跡

場所

大師堂から北へ戻ること200m

由緒

江戸期の佐賀藩武雄領宮野代官が在番

現在は往時の石垣が残る


●第88番札所への道案内

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黒髪へんろ道 kurokamihenro-michi

黒髪へんろ道の魅力はまず、あの有田焼や伊万里焼の産地です。 さらに。松浦党や武雄後藤家そして南北朝の戦乱の歴史をもった土地柄です。 西九州の田舎ですが、そんじょそこらの田舎とは違う、魅力あふれる田舎なのです。 遍路歩きに来てみませんか。